はっちゃんは諸々の検査があるとのことで、連れていかれた。
私もいろいろと処置された。 あまりにもお産が早かったので、子宮がびっくりしたらしく、収縮がいまいちなので、 お腹の上にアイスノンを置かれて冷やされた。 そうしないと、出血がだらだらと続いてしまうらしい。 体をいい香りのする温かいタオルで拭いてもらったり、 足は空気の圧でマッサージ効果のある浮き輪みたいなのをつけてくれたり、 飲み物を持ってきてくれたり、優しい言葉をかけてくれたり、 一仕事終えた体をスタッフの方々は優しくケアしてくれました。 でも、お腹に残ってるもの全てを出さなくてはいけないので、 お腹を触って、何かを発見したときは、 グリ~~~っとものすごい力でお腹を押されました。 陣痛やお産の痛みより、この痛みが半端なく痛かった。 新幹線の中のトトに電話した。 「産まれました」 「エッ?!もう産まれたの?早かったね」とあきらかに笑ってるのがわかって若干イラッっとした。 立会いに間に合わなくて、トトは正直ホッとしてるはず。 オカンにも電話した。 「エッ、もう産まれたの?じゃ、行くね」 そりゃそうだよね、一時間ほど前に電話で普通に話してたのにもう産まれたって。 ひ~ちゃんとジジババ到着。 ひ~ちゃんは表情が固かった。 分娩室の雰囲気が怖かったのかな?すぐ「帰ろう」と言って、さっさと帰っていった。 出血も落ち着いたので、部屋に帰ることに。 特別どこかが痛いというわけじゃないけど、体の力が入らない。 車椅子で部屋までつれていってもらって、ベッドに横になった。 「あ~~~~」って感じ。 海の松林のみえる大きな窓のある部屋で静かに一人で横になってるのが不思議な感覚。 お腹は空っぽで、全く一人でいるってことがいつ振りだろう。 メールしたり電話したり... 出産後のなんともいえない高揚感。 夕日が差し込んで、部屋がオレンジ色になった頃、トト到着。 トントンとドアをノックして、ニヤニヤしながら入ってきた。 「(出産)早かったね~」とまた言った。 「お疲れさま」じゃないんかい!! 不覚にも泣けてきた。 くやしいので、布団にもぐった。 また、笑ってる。 この部屋いいね~とか、はっちゃんに会って来るとか、とにかく旅行気分なのがムカつく。 ジジババが、ひ~ちゃんを連れてきてくれた。 はっちゃんも新生児室から連れてきた。 四人家族になりました。
by swallow-hair
| 2010-04-22 23:55
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